″総合番長″ 貴海 詠です。

前回は(久し振りにメガネを新調した話)を書きました。

さて…貴方はメガネを選ぶ際には、何を基準に選びますか?
(もしメガネを使っていなければ、想像してみてくださいね)

その選び方は…デザイン重視?それとも機能重視?

■「アイウェア」という概念

元々は、スポーツにおけるサングラスやゴーグルの事で、目の保護を目的とする「保護具」の総称。

現在では「ファッションアイテム」としての意味もあり、メガネも含めたものの総称として定着しています。

■「アイウェア」は、機能が大事。

元々の「保護具」として見た時、飛来物や路面・雪面の強力な照り返しから眼を守る事が「アイウェア」の主な目的です。

もちろん「アイウェア」と言える物は、例えばアクセサリーショップで「1000円均一!」などで売っている様な物ではなく、しっかりしたメーカーのサングラス・ゴーグルなどです。有名なブランドだとレイバン、オークリー、スワン…色々ありますね。

そして現在では、メガネも「アイウェア」に含まれますが…

やはりメガネの場合は「保護具」としてよりも「視力矯正器具」としての機能がメインです。

「視力を矯正して、見るべきものを、見える様にする事」

これが、メガネの「本来の」目的。

ただ…レンズコーティング技術の進歩で、メガネは眼を紫外線やブルーライトから守る「保護具」としても使われています。
現在メガネが「アイウェア」として含まれるのは、このレンズコーティング技術のお陰かも知れません(笑)

そして…メガネはサングラス以上に、日常的に身に纏う(まとう)もの。

■日常的に身に纏うモノだから…機能だけを追求するのは、どうなの?

機能だけにこだわり過ぎて、デザインが犠牲になれば、服装に合わせ辛いですし、何よりも纏って(まとって)いる人本来の「美しさ」を損ないます。
(例えば、視力矯正機能を究極まで追求したメガネは「視力検査用メガネ」ですが…貴方は、アレを着けて人前に出られますか?僕は、ムリです)

かつて「メガネは、顔の一部です」というCMもあった位ですから(世代が判ります…)、機能だけではなく、デザインにもこだわるべきだと、僕は考えます。

■ただ…「デザイン″だけに″こだわる」のは、お薦め出来ません。

メガネは「個性を主張するアイテム」である前に「視力を矯正するツール」です。

デザインだけにこだわり過ぎて、機能が犠牲になると、

「視力を矯正して、見るべきものを、見える様にする事」

と言う、メガネ本来の目的が達成出来なくなってしまいます。

機能とデザイン。どちらも「片方のみ」を追求してしまうと、「アイウェア」として、使い物にならなくなってしまう。

つまり…バランスが重要なんですね。

「機能とデザインの、高次元でのバランス」

これが、メガネに求められる性能の、理想の答えだと思います。

■機能とデザインをバランスさせながらメガネを選んでいくと…

無難なデザインの万能タイプを1本だけ持つのでは、物足りなくなると思います(笑)

実はメガネって、服装以上に使う人の個性が出るんですよ。

フレーム全体のデザインや細かいパーツ…中でも、特に個性が出るのは、レンズの形やカラー、そして「テンプル」と呼ばれる、メガネの″つる″。

メガネは、「これは洗練されたデザインだ!」と自分が思える物を、複数所有する事をお勧めします。
服装や気分で、その日纏う物を選んでみてください。

ただ、いきなり何本もメガネを持つ事は難しいと思います。
なので例えば…フォーマル・カジュアルそれぞれ1本ずつと決めて、2本から始めるのなんて、どうですか?



■「伊達メガネ」は、もっと自由!でも、ポイントは押さえて…

一方、伊達メガネであれば「視力矯正」という機能が要らないので、もっとデザイン重視で選んで良いと思います。

「この服を着る時には、このデザインがベストだ!」

と言った感じで(笑)

ただ…度数が入らなくても、レンズには拘りましょう。最低でもUVカット機能は必須です。

アイウェアは、レンズカラーまで含めた良し悪しで、そのデザインを活かすか殺すかが決まってしまいますよ!

■「アイウェア」を、華麗に纏ってください!

ここまで、メガネ=アイウェアは、

「機能とデザインの高次元でのバランス」

というお話をしました。

機能が最高でもデザインがまるでダメでは「身に纏う」どころか「身に着ける」気にはならないですし、デザインが最高でも機能がまるでダメでは「メガネ」として使い物にならない。

″メガネ男子″ として、僕は「メガネ」と言う「アイウェア」を、もっと「ファッションアイテム」として利用して欲しい、と考えています。

「メガネは、眼が悪い人だけが使う物ではない」

貴方も、アイウェアを華麗に纏ってください。

次回は、メガネとして、デザイン性の高いフレームの話をしたいと思います。では!