″総合番長″ 貴海 詠です。
貴方には、お気に入りの革モノブランドがありますか?
僕は国産革モノブランドの中でも「ドップリ浸かっている」といっていい位、ココマイスターの製品を使っていますが…実は、他にもいくつか気になる国産革モノブランドがあります。
その筆頭ともいえるのが、「YUHAKU(ユハク)」です。
【「YUHAKU」は、どんなブランドか】
YUHAKU(ユハク)は、主に海外産高級レザーをベース素材に、自社の職人(YUHAKUでは「アーティスト」と呼んでいます)による「手染め」を施した製品を前面に押し出しています。
「同じモノは存在しない、唯一無二」をコンセプトとしていて、実際このような染色をされた革モノは、他の国産革モノブランドのみならず、海外革モノブランドにもありません。
そのYUHAKUの製品で有名なのは「ベラトゥーラ技法」と呼ばれる手法で染められた製品。
ロングウォレットの「YVE110」が特に知られていますね。
実際、僕が気になっているのもこのロングウォレットです。
スタイリッシュで、息を飲む様なグラデーションは、YUHAKUならではですね。
ただ、このロングウォレット「YVE110」は笹マチの上、スリムタイプなのであまり紙幣を入れる事ができません。
個人的には、被せ蓋のロングウォレットは「通しマチ」がマストだと思っているのですが、YUHAKUのラインナップでは通しマチのタイプは1種類しかなく、ブライドル ロングウォレット「YBR117」のみです。
この「YBR117」は、表面にグラデーションがない為、YUHAKUらしさは感じにくいかも知れません。
なので、YUHAKUらしさを求めるなら、「YVE110」と同じく、グラデーションの綺麗な、コードヴァン ラウンドファスナー「YFC114」ですね。
ちなみに、ラウンドファスナータイプは、「笹マチ」になるのですが…紙幣を納めるスペースが両面になるので、通しマチ並みに紙幣を入れておく事が出来ます。
また、YUHAKUはウォレット以外にも、バッグやIDカードケースなどをラインナップに加えているのですが…実は、他の国産革モノブランドには扱いのない「シューズ」をラインナップしています。
その種類は、ドレスシューズ・スニーカー・ブーツ…など、多岐に渡ります。
いずれも「本物」に相応しいクオリティーで、特にドレスシューズ「YSH3125」「YSH0201」「YSH0205」の染色は秀逸です。
自分の品格を磨かずして履く訳にはいかない…と思うような、まさに″芸術品″の域に達しています。
「YSH3125」
「YSH0201」
「YSH0205」
そして今、この記事を読まれている「本物」にこだわる貴方なら、恐らくこの感覚が理解できるかと思います。
「研ぎ澄まされた品格をまとった者にのみ、身に着ける事が許される…」
当然ですが、この芸術品とも言えるシューズを履きこなすには、それに合わせた服を選ばざるを得ない。
つまりファッションセンスも重要ですね。
貴方もぜひ、YUHAKUのシューズを履きこなしてください。