先日、COCOMEISTER(ココマイスター)の「ブライドル セカンドバッグ」を購入した話をしましたが、このバッグの内装には東レの「ウルトラスウェードHP」という素材が使われています。
通常の革なら迷わず防水するのですが、こちらはハイテク素材。はたして防水施工は必要なのか…
目次
コトの”ハジマリ”は?
このバックを購入する前に、同じココマイスターの「マットーネ マルチショルダー」というバッグを購入していて、こちらも内装にはブライドル セカンドバッグと同じ、ウルトラスウェードHPが使われています。
マットーネはオイルレザーですが水には弱いので、防水施工は必須となります。また、マットーネ マルチショルダーはフラップ(ふた)が付いているものの、土屋鞄の「プロータ フラップファスナーショルダー」の様にファスナーでバッグ内をガードしているわけではないので、内装は剥き出し同然(そのため雨の日は使わない事にしました)。
雨の日は使わない…とは言っても、出先で雨に降られたらという事も考えられます。
万が一…を考えて、内装にも防水施工をしようと考えたのですが、一つ疑問が。
「ウルトラスウェードって、防水施工していいのか?」
ちょっと調べた限りでは、可もなく不可もない…。
サポートに問い合わせてみました
考えていてもラチがあかないので、ココマイスターのサポートに確認してみました。
初めての問い合わせだったので、内心ドキドキでしたが…あっさりと電話は繋がりました。
内容としては、以下の2点。
○マットーネ マルチショルダーの内装(ウルトラスウェード)に、防水施工は可能か?使用するのはコロニル社のウォーターストップスプレー。
○防水施工が可能だとして、注意点はあるか?
回答は「通常の皮革同様に、防水加工をしても問題ありません。ただし施工の際は、まんべんなく塗布してください」との事。
また、「ウォーターストップスプレーには軽い汚れを付きにくくする効果もあるので、ぜひお試しください」との事でした。
施工については、サポートお墨付きです!
では、実際に施工してみる
ブライドル セカンドバッグについてはこれから…ですが、マットーネ マルチショルダーについては、実際に施工したので簡単に解説します。
まず、内装部分なので乾燥はかなり遅くなります。実施した日は4月中頃の暖かい日を選んだのですが、
「だいたい乾いたかな?」となるまでに2~3時間位です。
今の時期(7月以降)であれば、もう少し早く乾燥しそうですが…雨の日も多いので、完全に晴れた日に。乾燥は、日陰を厳守です。
また、施工後の質感ですが、全く変わる事なくしっとりとした肌触りです。ウォーターストップスプレーの性能の高さが伺えます。
まとめ
ハイテク素材…という事で、「やらかしたらどうしよう…」と正直ビクビクしていたのですが、思いのほか問題なく完了できてホッとしました。
特に内装はノーマークになりがちです(夏は冷たい飲み物をそのままバッグに入れたら結露で濡れてしまいます)。
内も外も、しっかりと防水施工をしておきましょう!
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