プロフィール画像にもある通り、僕は趣味で自転車にも乗ります。
そして「歩行者」になると、縦横無尽に走る自転車を見て感じる事が…
「ここは、無法地帯か!?」
と。いや、それほどまでに危ないんです!
目次
【「自転車」って、何ですか?】
こんな質問すると
「いや、そんなもん知ってるよ!番長、アホですか?(笑)」
という声が聞こえてきそうですが、あえて質問します。
「自転車って、何ですか?」
自転車は「クルマ」です
自転車は、道路交通法の区分では「軽車両」、つまり立派な「クルマ」です。
免許を持っている方はご存じかと思いますが…クルマって、どこを走ります?「車道」ですよね?
自転車もクルマですから、本来は車道の「左端」を走らなくてはなりません。
とは言っても、日本の道路事情は「自動車ありき」で整備されていて、車道を走れば自動車から邪魔者扱い…
では、歩道を走るか?
歩道によっては、自転車が走る事ができる歩道もあります。
「自転車走行可」の標識がある歩道だったり、歩行者と自転車の通行区分が表示されている歩道です。
…それ以外の歩道では、本来自転車で走ってはいけないのです(降りて、自転車を押して歩く事は問題ないですよ)。
「ルール」は、誰のためにある?
交通ルール以外にも、会社や工場など、さまざまな所でルールがありますが…では、「なぜ、ルールを守らないといけないのか」。
これは、
「ルールは、取締りのためではなく、自分(達)の、″安全の″ためにある」
という事なんです。
例えば、赤信号では止まる…これは、「(赤)信号を無視して進むと、横方向からくる何か(色々あるので、こう表現します)にぶつかって、自分がケガをしたり相手をケガさせたりしますよ」という事。また、みんなが信号を守らなかったら、円滑な交通ができないですよね?
あとは、スマホ片手に…歩きながらでも凄い危険なのに、自転車運転中にスマホの画面見ながらなんて、いずれ事故に遭いますよ?
その時後悔しても、遅いのです…
【自転車乗りは「保険」に必ず加入すべし!】
とはいっても、人間は間違いを犯すもの。スマホ見ながら運転…は論外として、普段はキチンと運転してるのに、その時「たまたま」わき見をしたら事故に遭ってしまった…など、不慮の事故というものもあります。
そんな時のために、「自転車専用の賠償責任保険」には″必ず″加入して頂きたいと、番長は声を大にして言わせて頂きます。
こんな時に「ヒヤリ」とした事、ありませんか?
例えば、自転車に乗っていてこんな経験ありませんか?
○たまたまわき見していて、前にいる歩行者にぶつかりそうになった(もしくはぶつかった)
○交差点で止まろうとした時にふらつき、信号待ちしている車にぶつかりそうになった(もしくはぶつかった)
○前から逆走して来る自転車にぶつけられそうになった(もしくはぶつけられた)
…僕は過去に、真ん中以外は経験あります。
もし歩行者にぶつかって、ケガをさせたり、運悪く相手が亡くなってしまったら…多額の賠償金を払う事になります。
「その時…その賠償金、払えますか?」
まずは確認してみよう
今は、「自転車専用の賠償責任保険(以下、自転車保険)」が充実しています。
僕ももちろん、加入しています。
また自治体によっては条例で自転車保険の加入が義務付けられている事もありますのでご注意を。
各損保会社でも、いろいろな種類の自転車保険を扱っていますし、自動車を持っているなら、任意保険に特約として付帯している場合もあるので、一度確認してみると良いです。
ちなみに僕が加入しているのは、au損保の「Bycle」です。auのスマホを契約している事もありますが、加入者の目線で見て、お薦めできる点がいくつかあるのでご紹介します。
auの契約がない方も加入できる
「au損保」だからといって、auユーザーだけが加入できる訳ではなく、ドコモ・ソフトバンクユーザーも加入できます(電話料金と合算で保険料を支払できるのはauだけですが)。
自転車が絡む事故の際は保険金が倍になる
自転車専用の保険という事もあり、自分が自転車に乗っている時にケガをした・自転車にぶつけられてケガをした…といった時に、貰える保険金が倍になります。
自転車が故障・破損で自走不可の際のロードサービスがある
僕は使った事がないですが、万一出先で自転車が故障したり、破損したりで自走ができなくなっても、50kmまでなら搬送してくれるサービスです。
ヘルメットを被っていて亡くなった時は、保険金が上乗せされる
ヘルメットを被っているかどうかで、事故に遭った時に亡くなる確率が違うのは想像できると思います。
万一、事故で亡くなった時にヘルメットを被っていれば、保険金が上乗せされます。
【もしもの時の「ヘルメット」】
スポーツバイクで通勤・通学される方で、「ヘルメット」、被っていますか?
スポーツバイクは速度が出ますが…あの細いタイヤですから、ブレーキは思っているより利かないです(強くかけ過ぎるとロックしてしまう)。万一事故に遭って、路上に放り出されて頭を強く打ったら、ほぼ「死ぬ」と思った方がいいです。
また、いわゆる「ママチャリ」に乗ってる方も、可能な限りヘルメットを被る事をお勧めしますし、お子様を載せているなら最低限「お子様だけでもヘルメット」を!
立ちゴケ(止まっている時に倒れてしまう)した時に、運悪く縁石がお子様の頭に…なんて、想像しただけでも怖いです。
最初はぐずる事もあると思いますが、チャイルドシートと一緒です。
大丈夫、そのうち習慣になりますから。
【まとめ】
最近は、自動車の任意保険ですら、「保険料がもったいないから…」という理由で加入していない方もいるようです(そんな人は自動車を運転しないで欲しいですが)。
でも、ちょっと考えて欲しいのは
「賠償責任保険は、万一の時に自分を守り、相手を守る」
という事。ヘルメットも同じです。
事故はないに越した事はないですが、色々な考えの人達が、自動車や自転車に乗っている以上「絶対の安全」は有り得ません。
「もしも、自分が″無保険″の相手と事故に遭ったら…」
常に「もしも」を考え、備えた上で、楽しい自転車ライフを満喫してくださいね。